あれっ⁈消えた⁈ペットボトルで中身が消えちゃう実験をしよう!
今日は子供と何して遊ぼう。と思ったらものすごく簡単にできるこの実験をしてみましょう。
実際には中身は無くなったりしませんが「あら、不思議!」。透明なお水に透明なペットボトルを入れているのに中身が見えなくなっちゃいます。
特に準備がなくてもすぐにでき、「なんでかな〜?」と知りたい気持ちが芽生えると思います。
今回はせっかくなので消えちゃう(実際にはなくなりはしませんが)中身は画用紙で手作りして『工作』も同時にしてしまおうと思います。
最後には『なぜ、消えたように見えるのかの解説もしますので理由を知りたがるお子様には教えてあげてください
。
このアイデアは
お手軽度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
コスパ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
オススメ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
こんな感じでとにかくお手軽でオススメです。
必要なもの
・ペットボトル(500ml) 1本
・画用紙 1枚
・ハサミ
・クレヨン
・洗面所の流し台(もしくはバケツ)
・水
実験の準備
1.画用紙にペットボトルに入る大きさのサカナを描く
2.サカナをハサミで切り抜きペットボトルの中に入れる
3.洗面台に水を貯める
実験してみよう
いかがですか?
少しづつペットボトルを沈めていくと透明なお水に透明なペットボトルなのにサカナが見えなくなってしまいました。
角度によってはサカナが細く見えたりすることもあります。
※我が家は実験前に「どうなると思う?」と聞いたところ、『見えると思う!!!』とのことだったので若干大騒ぎになってしまいました。
※5歳の息子に至ってはせっかく描いたお魚が濡れてしまうと勘違いしたようで入れたがらなくて少し大変でした。でも、最後は大喜びで実験してました。
ぜひお子様と「なんでだろうね?」といろんな角度で見てみてください。
なぜ中身が見えなくなってしまうのか?
それは水と空気(ペットボトルの中)では『屈折率』に違いがあるからなんです。
密度の違いによって屈折率に違いができますが、密度の高い『水』では屈折率は『高く』なり、密度の低い『空気』では屈折率は『低く』なります。
屈折率の高い『水』から屈折率の低い『空気』へ光が進むとき、水と空気の境界面に近い(入射角が大きい)角度で見ると境界面で光が全て反射してしまうので境界の先にあるサカナが見えなくなってしまいます。
と、いうことは、、、
そうです。ペットボトルに屈折率の同じ『水』を入れると光が直進できるようになるため中のサカナが見えるようになります。
屈折率とは
屈折率とは真空中の光速を物質中の光速で割った値で、物質中での光の進み方を記述する上での指標。
いかがでしたか?
せっかく洗面台にお水を溜めたらこちらの遊びもオススメです!